子犬がワクチン後じゃないとシャンプーしちゃいけない理由とは?洗いたいと時の対処法も紹介

子犬がワクチン後じゃないとシャンプーしちゃいけない理由とは?洗いたいと時の対処法も紹介

子犬のシャンプーはいつから

子犬の初シャンプーのタイミングはいつにしたら良いでしょう?

多くはワクチン接種が全部終わってからと言われますが、その理由はご存知ですか?

 

また、子犬なら、ワクチンを全部打ち合わる前に泥だらけ、ウンチまみれになってしまうのはよくあること。

そんな場合も絶対にシャンプーをしてはいけないのでしょうか?

 

今回は子犬のワクチンとシャンプーの関係をこの1記事にまとめましたので参考にしてください。

 

子犬の初シャンプーはワクチン接種後

子犬のシャンプー

子犬の初シャンプーはワクチンがすべて終わった後にするのが安心です。

混合ワクチンは2〜3回打つのが一般的なので、だいたい生後3〜4ヶ月ごろがじめてのシャンプーをする時期になります。

ワクチン中のシャワーがダメな理由

もともと犬は水浴びをして体をキレイにする習慣はないので、人間のように水に濡れると身体に負荷がかかってしまいます。

まだ体温調整もうまく出来ない、体力の無い子犬にとってはシャワーをすること自体がかなり大変なのです。

 

特にワクチンを打った直後はワクチンの毒素と体内の免疫が戦っている状態なので、体力が落ちています。

 

そんなタイミングでシャンプーなんてしたら、体調を崩して死ぬこともあるそうなので、予防注射の期間中にシャワーにいれるのを控えましょう。

 

ちなみに子犬は一日の間に7℃以上の温度差があると体調を崩してしまうと言われています。

冬場のシャワーの後は体が一気に冷えるので、絶対にしないほうが良いですよ!

 

ワクチン後どのくらいでシャンプー可能になる?

ワクチンの毒素と戦っている時期をすぎればお風呂に入れても問題ありません。

最後のワクチンを打ってから1週間ほど経過した後、体調が良さそうならシャンプーをしてあげてもOKです。

 

しかし犬種や接種したワクチン、子犬の体調などによって必ず1週間で大丈夫とは言えません。

ケースバイケースなので注射を打ってくれた獣医さんの指示をしっかり守るのが確実ですよ!

 

逆にワクチン直後のシャワーは成犬でもダメです。

もしワクチン接種した日に汚れてしまっても、水をかけるなど犬の負担になるような洗い方をしてはいけません。

 

ワクチン接種直前もダメ

ワクチンを接種する前日もシャワーをしてはいけません。

シャワーのせいで体調が崩れてしまったら、万全の体制でワクチンの毒素を迎え撃つ事ができなくなります。

そこでうまく抗体を作ることができなくなるくらいならまだマシですが、アナフィラキシー反応が怒ってしまっては大変です。

 

ワクチン完了前に汚くなったらどうする?

犬

ワクチンが終わるまでの数ヶ月間、ずっと子犬がきれいな状態でいるとは限りません。

室内で飼っていても、うんちの上で寝転んでしまったり、獣臭がしはじめてしまったり、どうしても洗わなければいけない時が来ます。

 

濡れタオルで拭く

犬は人間のような汗はかきませんが匂いのある皮脂を分泌するので、放っておくとだんだん犬の臭いが強くなって来ます。

犬種によって犬の匂いの強弱は違いますが、もし一緒に生活するのがきつくなるようだったら濡れタオル、又は蒸しタオルで拭いてあげましょう。

本来、子犬は母犬に舐めてキレイにしてもらうので、同じように温かい濡れタオルでこまめに拭いてあげてください。

 

犬の肌はデリケートなので、熱すぎるタオルは禁物です。

おふろの残り湯につけて絞ったタオルくらいの温度でちょうど良いでしょう。

逆に子犬は体温調整が完璧に出来ないので、冷えるのもダメです。

真夏でも冷たいタオルは使わないようにしてください。

 

部分的に洗う

外を歩いて足が泥まみれになったり、うんちの上に座っておしりが汚くなったり、タオルではどうにもならないくらい汚れた時は洗うしかありません。

しかしその時でも子犬の全身を洗うのでは無く、汚れた部分だけを洗うようにしてください。
できるだけ犬のストレスにならないように注意が必要です。

 

水洗いで済ませる

全身がひどく汚れてしまった場合は、シャンプーは使わずお湯だけで洗ってあげましょう。

お湯だけでも身体的・精神的なダメージは大きいですが、シャンプーの泡を流す時間が無い分時間短縮になります。

 

最初は上手に泡が流れないので、どんどんシャワーの時間が長くなり、子犬の体力を奪ってしまいます。

また、シャンプーを使いすぎると余分な皮脂まで洗い流してしまい、毛並みが悪くなったり、皮膚炎になったりする可能性も高まるので、お湯でさっと汚れを流すだけにしておいてください。

 

子犬のシャンプーの方法

濡れた犬

どうしても汚れがひどく、子犬のシャンプーをする場合はできるだけ身体的、精神的に負担にならないように気をつけましょう。

ここではできるだけ子犬に負担をかけないシャンプー方法をご紹介します。

 

1、慣れさせとく

まずシャワーに対する警戒心や恐怖心を解くために、慣れさせなければいけません。

子犬からしたら、慣れない浴室に連れて行かれ、はじめて水をぶっかけられて、嗅いだことの無い匂いの泡を擦り付けられたらびっくりしてしまいます。

しかも、まだ新しい家族に飼われたばかりで、「人」にも「場所」にも慣れていない状態では、精神的につらいでしょう。

 

そのため、犬を買って来たら段階的に色々なものに慣れさせてあげなけばいけません。

あらかじめ準備をしておくといざシャンプーをする時もスムーズですし、お風呂嫌いになったりする確率も少なくなります。

 

人に慣れさせる

まずは家族とストレス無くスキンシップが取れるように、人との信頼関係を築くことが大切です。

また、洗われる時に嫌がらないよう、シャワー担当になる人は体中をくまなく触れるようにしておくとよいでしょう。

浴室に慣れさせる

人に慣れたら、自宅の浴室の様子も見せておきましょう。

いざ体を洗う時に、いきなり知らない場所に連れて行くと警戒します。

また、急にシャワーをかけられた事によって、びっくりして嫌な思いでもしたら一生浴室に近づかなくなってしまいます。

 

最初は水などをかけないでただ浴室に連れて行って、遊ばせるくらいで良いでしょう。

お風呂場は楽しい所だ!」と思わせることができれば完璧です!

食べられたり、いたずらをしないように石鹸などは隠しておくのが基本です。

音に慣れさせる

犬よっては浴室内のシャワーの音を怖がってしまう子もいます。

体を乾かす時はドライヤーが必須なのですが、その音もいきなり聞くと怖がってしまいます。

いざ本番でお風呂の音やドライヤーの音を聞いてびっくりしないように普段から効き鳴らせておくと良いですよ!

水に慣れさせる

いきなり体に水をかけると怖がってしまう可能性が高いので、最初は浴槽に水をちょっとだけ入れて様子を見てみましょう。

最初は見るだけ、次は足先だけ水に付けてみるなど、だんだん水の量を増やして、水がたくさんあっても大丈夫なようにしてあげてください。

 

2,ブラッシング

ロングコートチワワ

お風呂に入れる前にブラッシングをします。

水に濡れてしまうと、逆に毛玉が取りにくくなり、シャワーの時間がどんどん伸びてしまいます。
シャワー時間を短縮するためにも。あらかじめ良くブラッシングをしておくと良いですよ。

特に毛が丸まっている犬種は毛玉ができやすいので、良くブラシを通しておきましょう。

3,濡らす

毛玉が取れたら早速洗っていきます

いきなり水をかけるとびっくりするので、足、顔、体の順番で徐々に濡らしてあげてください。

温度は37度前後

犬は毛に覆われている分皮膚は薄く、人間の3分の1程度しかありません。

そのため人間と同じ温度のシャワーではダメージを負う可能性もあります。

犬の体温は37〜39度なので、体温よりちょっと低めの37度くらいの温度のお湯でシャワーをしてあげてください。

早く終わらす

子犬のシャワーはできる限り手早く済ませましょう。

犬は動き回るし、はじめてのシャンプーでは要領良く出来ませんが、時間がかかってしまうとそれ
だけ子犬には負担になります。

 

4,洗う

体全体が濡れたらシャンプーを使っていきます。

犬用シャンプーを使う

犬は人間は違い、皮膚のpHが7.4(中性〜弱アルカリ性)に保たれています。
ちなみに人間はpH4.8(弱酸性です)。

 

そのため人間用のボディーソープが絶対に使ってはいけません。

皮膚炎の原因になってしまいます。

特に子犬は肌がデリケートなので、子犬用のシャンプーを使ってあげるのが一番です!

 

顔はシャンプーしない

シャワー中は動き回るし、子犬は顔の面積も小さいので、シャンプーが目や口、耳に入ってしまうこともあります。

シャンプーが目にしみる事を覚えてしまうと、お風呂嫌いになってしまうので、なれるまでは顔は水洗いがオススメです。

それでも水を乱暴にかけては怖がってしまうかもしれません。

濡れタオルで拭くくらいにするのが良いでしょう。

 

5,流す

デリケートな肌に石鹸成分が残っているとコレも肌の炎症の原因になるので、完全に洗い流してください。

 

毛が多く流しにくいと思いますが徹底的に洗いであげましょう。

かといって水圧が強すぎると嫌がる子犬もいるようなので、弱めにすると良いですよ。

 

6,ドライヤーで乾かす

犬は自分で体を震わせて水を飛ばす事が出来ますが、もちろんそれだけでは完全に乾きません。

人間用のドライヤーで良いので、体が冷えないように温風で乾かしてあげましょう。

皮膚が薄いためドライヤーを近づけすぎるとやけどしてしまいます。

20〜30cmほど離して乾かしてあげると良いですよ!

 

7,体調を見る

シャワーが終わった後はしばらく様子を見ます。

特にワクチン接種後は直後でなくても何らかの副作用が出ることがあるので、シャワーしたあとも数日間は注意深く体調を気にしてあげてください。

 

シャンプーはドッグサロンでもやってもらえない!

犬

自分でシャンプーさせるより、プロにお任せするほうが子犬の負担が少ないように思いますよね?

しかし、ワクチン完了前の子犬にシャンプーをしてくれるペットサロンは少ないんです。

 

いくらシャワーをしてくれる人がプロのトリマーでも、慣れないペットサロンで慣れないシャンプーをされる子犬の負担は甚大です。

万が一の事を考えてほとんどお店では引き受けてくれません。

 

また当然ですがトリマーは獣医ほどの知識はありませんので、ワクチン後のシャンプーについてトリマーに相談する前に獣医の判断を仰ぐのが賢明ですよ!

 

水に弱い犬は特に注意

犬

犬種によって濡れることに耐性のある種と無い種がいます。

体の構造的に濡れに弱い犬は、体温が低下しやすかったり、毛が乾きにくかったりしてシャワー後に体調を崩しやすいので注意が必要です。

水が苦手な犬種

水耐性が無い犬は、愛玩犬や陸地での活動に特化した体の構造を物が多いです。

体が濡れると身体的にダメージを受けやすいので、ワクチン前にシャンプーをする場合は気をつけてあげてください。

ダックスフンド
穴熊を追いかけるために穴掘りに特化した体の構造

ビークル
兎狩りの手伝いをしていた犬なので水は苦手

ブルドッグ
体温調整が苦手

チワワ
体が小さいので体温が低くなりやすい

マルチーズ
愛玩犬なので水は苦手

ポメラニアン
祖先はシベリア原産なので水に入る習慣が無い

 

水が得意な犬

水が得意な犬はもともと水辺で狩猟の手伝いをしていたものが多いです。

毛は撥水効果が高く、体も大きいので体温低下もしにくいです。

それでも子犬にガンガン水をかけても良い訳では無いので、ワクチン中のお風呂は極力控えてください。

 

レトリーバー
魚や水鳥の狩猟をしていたので水濡れても良い構造

プードル
プードルはドイツ語で水音を意味するほど泳ぎが得意

スパニエル
泳ぎが得意で毛は水を弾く

 

まとめ

子犬の初シャンプーはワクチン接種が全部終わった後が最善のタイミングです。

しかし、ワクチンが全部完了するまでに全くお風呂に入らないのは、衛生的に問題な場合もあります。

 

もし犬の体調がよく、家の環境にも慣れ、注射をしてから1週間以上経過している場合は、子犬を洗ったり拭いたりして汚れを落としてください。

それでもシャワーが子犬に与えるダメージは大きいので、できるだけお風呂に入らなくても良いように気をつけましょう。

 

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