産後うつの相談を「育児のプロ」にしても逆効果!必要なのはママ友との共感だった

産後うつの相談を「育児のプロ」にしても逆効果!必要なのはママ友との共感だった

私は産後うつの相談を助産師さんや保育士さんにしても意味がありませんでした。

というのも「育児のプロ」は育児ができるだけで「うつの治療」ができるわけではありません。

 

私自身その辺を間違えて育児のプロに産後うつをどうにかしてもらおうと思っていた時期がありました。

 

今回は私の産後うつの経験から「相談してもダメな人」と「相談すべき人」を詳しくご紹介します。

産後うつの相談をしてはダメな人

実際に相談しても意味がなかった人をご紹介します。

1、助産師さん

baby

助産師さんや保育士さんは産後うつの相談をしても全く意味がありません。

 

私は長女を出産した後すぐに産後うつになりました。

長女は全く寝てくれず、抱っこしても布団に寝かせていても号泣。

母乳をあげても口にくわえた途端に泣き出します。

 

毎日夜も眠れず常に寝不足状態でした。

当時実家に里帰りしていたのですが、赤ちゃんを泣かせて家族に迷惑をかけていると申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

何とか泣き止ませねばと自分を追い込み、帰省しているにも関わらずもう精神的な疲労で産後うつになってしまいました。

 

私が出産した産院は産後のアフターケアーで助産師さんが育児の悩みを聞いてくれる相談窓口があり、産後2週間経ってから電話をしました。

赤ちゃんの状況と自分の精神状態のことを說明したところ…

「大丈夫です、赤ちゃんはみんなそうですから。」

との回答のみ。

 

いや、大丈夫じゃないから電話したんだけど・・・

藁にもすがる思いで電話したのに突き放された気持ちになり、涙が止まらなかったのを今も鮮明に覚えています。

 

助産師さんは出産の手助けができたり、新生児のお世話の仕方を知っていたりするだけなんだと思いました。

中には産後うつの知識を持っている助産師さんもいるかも知れませんが、私の経験上そこまでケアしてくれる人はいませんでした。

 

2、保育士さん

おすわりしている赤ちゃんと子ども

自分の住む自治体の育児相談の窓口には保育士さんが常駐しています。

ためしに相談してみましたが、回答は助産師さんの時と同じようなもので

「よく泣くのは赤ちゃんが元気な証拠ですから大丈夫ですよ。心配しないで下さい」とのこと。

 

明るく励ましてくれるのですが、毒にも薬にもならない回答が当時の私には逆に辛かったのです。

「じゃあ赤ちゃんは大丈夫だけど、大丈夫じゃない私はどうしたらいいの?」とますますふさぎこんでしまいました。

 

保育士さんは保育のプロなので子供に関しては、大丈夫かどうかの判断ができるかもしれません。

また親に育児の手法を教えることも可能です。

しかし親の精神状態のケアは専門外なんですね。

 

3、先輩ママ

母と子

産後うつのまま里帰りを終えて産後1ヶ月で自宅に戻ってきた私と長女。

周りに気を使わなくて良くなったものの常に長女と2人きりの空間は世間から隔離されているようでしんどかったです。

そんな私を見かねて2~3歳の子供を育てている先輩のママたちがよく遊びにきてくれました。

 

私が色々相談すると親身になって聞いてくれます。

「うちの場合はこうだった」
「コレをやるからいけないんじゃない?」
「うちの子は手がかからなかったからなぁ~」

悩んでいる私に実体験に基づいたアドバイスをしてくれているのです。

でも当時の私には自分の育児と長女の性格を否定されているような気持ちになったのです。

 

当然先輩ママ達に悪気がないことは分かっているのですが聞けば聞くほど辛くなってしまいました。

 

まだ生後1ヶ月の娘を抱え、外に出ることもできない私には2~3歳の子供を連れて楽しそうに出かける先輩ママが輝いて見えて惨めな思いにもかられました。

 

4、母

女

出産直後から身近にいてくれた母。

私と妹を育て上げた経験を持っていますが、産後うつの相談をしても全く意味がありませんでした。

 

自分の時はこうだったと教えてはくれるのですが、実際に産後うつにはなったことが無いようで、私の気持ちは全く察してくれません。

 

むしろ母からすると孫が可愛くてしょうがないので、私が「育児がつらい」「うつかも…」なんていうと、「そんなこと言ったら◯◯(娘の名前)ちゃんが可愛そうでしょ!」とたしなめられる始末。

全く救われませんでした。

 

相談すべき人

助産師さんから母までいろんな「育児のプロ」に相談してみても意味がなかったのですが、この頃やっと自分の間違いに気が付きました。

「育児のアドバイス・解決策を提示して欲しいんじゃないんだ」と。

そして私は育児のプロにアドバイスを求めるのをやめたんです。

1、ママ友

blanket

生後3ヶ月が過ぎ少しづつ外出ができるようになったものの寝不足の状態は続き、産後うつからも抜け出せない日々を過ごしていました。

そんな時、妊娠中に行った自治体の母親学級で仲良くなったママから「遊びにこないか?」と連絡が来ました。

 

そのママは私と同じ初めての出産で1ヶ月違いで女の子を出産していました。

子供が生まれてからは初めて会ったのですが、長女と同じくらいの赤ちゃんを私以外にも育てている人がいるんだ・・・となんだか安心しました。

 

育児のこと、赤ちゃんのこと、自分のこと、出産から今までどんなことがあって、どんな思いをしたのか沢山語り合いました。

「分かるよ」
「大変だったね」
「そうだよね」
「私もなんだ」

という友達の言葉に孤独感が解消されて前向きになることができました。

ママ友が自分と同じ立場で「共感」してくれたことで気持ちがスッと楽になったんです。

 

そのママ友とは長女が4歳になる今もなんでも話せる間柄です。

まとめ

産後のうつは育児のプロから正論や育児論を言われるよりもママ友に共感して寄り添ってもらうことが一番の解決方法です。

 

どうしてもうつの原因が育児にあるので、育児のプロに解決策を求めてしまいがちですが、意味がありません。

育児は料理や運転などとは違い、プロの助言どおりにやってもうまくいきません。

 

どうしてもうまくいかないので、うまくいかない者同士で話すだけで救われます。

出産してからずっと私がやらなければ、なんとかしなければ・・・と一人で育児をしているような気がして産後うつになってしまいましたが、「私だけじゃない」と思うことが必要だったんです。

 

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